大人気の動画はもちろん、お子様の年齢に合わせて楽しめるゲームがたくさん。
トイレマップを使ってトイレトレーニングも出来ちゃいます。
タイトルヒロのホームシック
タイトルディーゼル10
タイトルおなまえなぁに?
タイトルおおきなふうせん
タイトルキャプテン
タイトルたっちたっち
タイトルいしきりばのトーマス
タイトルトイトレマップ
タイトルたまごから あかちゃん
「きかんしゃトーマス」の教育的効果を検討するため、
特定非営利活動法人東京学芸大「こども未来研究所」と
株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツで共同研究プロジェクトを推進。
この研究から見えてきた「きかんしゃトーマス」が持つ子どもの
非認知的能力の育ちへの影響可能性についてご紹介します。
きかんしゃトーマスの主題を分析した結果、自分自身や他者、場、役割について理解を深めていくお話、他者や場(役割を含む)へ自身がどのように関わっていくかというお話の2つの大分類に加え、それぞれに4つの小分類があると整理されました。抽出された主題は非認知能力に関するものも多くみられる他、社会と関わり合って生きていくための豊富な内容性を持っています。
パーシーがトップハム・ハット卿のことばで自分の良さを再認識していく姿が描かれているおはなしがありますが、このパーシーの姿からは、自分らしさをもった存在として社会に参加し、関わりあっていくことの大切さも示唆されています。
子どもたちはキャラクターの背景を活用しながら独自のごっこ遊びを展開し、ゴードンのあとをスペンサーが追いかけていくのを見守るなどの受容遊びを行うとき、キャラクターとの世界に溶け込み、「助けてあげなきゃ!」「こうしたら速く走るよ」など、他者の尊重、協力すること、責任感、集中力等の非認知能力の自然な活用をしていきます。キャラクターの存在は子どもたちを遊びの世界へと誘う要因となるとともに、多様な非認知能力を引き出すきっかけとして機能していると考えられます。
数、言葉、色の理解は認知能力と呼ばれるもので、非認知能力は「『認知能力』ではない能力」を指しています。例えば、物事に集中して取り組むことや、難題に立ち向かうこと、主体性、自己肯定感を持つこと等が非認知能力と呼ばれ、これらは、従来「性格」や「個性」として捉えられていたものをイメージすると理解しやすくなるかもしれません。
「非認知能力」が注目されるその理由は、”非認知能力の育ちが認知能力の育ちへ良い影響を与える”こと。新しい単語・計算式を覚えるなど、学習が高度化する中で、その学びを支えているのは最後まであきらめないなどの「非認知能力」です。非認知能力は認知能力を支える一方で、その逆(認知能力が非認知能力を支えるとは)は言えない、という研究結果も出ており、幼児期に非認知能力への投資を行うことの重要性も指摘されています。
"子どもは日常生活とファンタジーの世界とを行き来しながら想像的体験を積み重ねて周囲との関係を築いていきます。子どもの中に芽生えた小さな社会性がトーマスの世界を通じて大きく育まれる、そんな可能性を明らかにしたいと考えています。"
"「トーマス」たちをめぐる物語の中に込められた登場人(?)物の関係性とテーマ性。日本のアニメとは一味違う「社会と人と役割」の哲学を学ぶしくみが、たくさんあることに気づかされます。"
"トーマスの世界は、社会の中で1人の人として生きていく上で大切にすべきことが描かれていると思います。大人になってからも必要な社会の関係性を、より現実的なものとして捉えることが出来るのではないでしょうか。"